2023/03/07 11:06
この春で高卒で珈琲屋になってから40年の節目を迎えます。思い起こせば親元で働くということだけで十分にブラックでしたね。早く珈琲屋になりたいと無我夢中で配達をして回ってました。朝8時から夜は9時、10時まで親父の店で自分の居場所を確保するのに苦労していたような感じです。3年目から少しづつ焙煎をさせてもらえるようになって親父の焙煎する姿をよく見ていた記憶があります。職人気質といえば聞こえは良いですが口で何かを教えてくれるということはなく焙煎は見よう見まねでブレンドも盗み見て必死で覚えていたような記憶があります。親父に褒めてもらった記憶はないけれど少しは珈琲屋らしくなったかなぁ。75歳までまともに焙煎できていた親父も引退してしばらくたちますが親父の歳まであと15年、もう少し頑張りたいですね。